脳梗塞の症状は、梗塞を起こした部位や大きさによって、異なってきます。
また、軽い症状から徐々に強まっていったり、発症時に一気に完成したり(突発完成型)と、症状の現れ方にも違いがあります。
■運動障害
・身体の左右どちらかの筋肉が動かせない
・身体の左右どちらかに力が入らない
■感覚障害
身体の左右どちらかが、しびれたようになる
・身体の左右どちらかの感覚が鈍くなる
■言語障害
・舌がもつれて、ろれつが回らない
・話すスピードや声の大きさをコントロールできない
■嚥下(えんげ)障害
・食べ物や飲み物がうまく飲み込めない
■視野障害
・ものが二重に見える
・視野の片側半分が欠ける(半盲)
・片側の目が突然見えなくなる(一過性黒内障)
■排尿障害
・尿意を感じなくなる
・頻尿になったり、失禁したりする
・尿が出ない
■失語症
・言われていることは理解できても、言葉が出てこない
・聞いたり読んだりした言葉の意味が、理解できない
■失認
・視覚に異常はないのに、ものを見ても認識できない
・聴覚や触覚に異常はないのに、聞いたり、触れたりしたものが何か分からない
・本人から見て、左右どちらか半分の空間が認識できない(半側空間無視)
■失行
・運動機能や知能は保たれているのに、よく知っているはずの日常的な動作ができなくなる
■記憶障害
・過去のことや直前のことが思い出せない
・新しいことを覚えられない
■めまい
・目が回るようなめまいが、突然起こる
・足下がおぼつかないような感じがする(非回転性めまい)
■失調
・ふらついて立てない、まっすぐに歩けない
■意識障害
・意識がもうろうとしてくる
・意識を失ってしまう
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脳梗塞の種類(3) 心原性脳塞栓症
心原性脳塞栓症とは、心臓内にできた血栓が脳の動脈を詰まらせることで生じる脳梗塞です。
心臓病が原因で脈拍が乱れたり、心臓の動きが悪くなると、心房内の血液がよどみます。
そうすると、血液が固まって、心臓のなかで血栓ができやすくなります。
血栓ができやすい心臓病には、「心房細動」「リウマチ性心臓病(リウマチ性弁膜症)」「心筋症」「心筋梗塞」などがあります。
この血栓が、血流に乗って脳に運ばれて、太い血管を詰まらせてしまうことで起こるのが、心原性脳塞栓症です。
動脈が突然詰まってしまうため、病巣が一気に広がって、発作直後から重い症状が現れます。
また、心臓でできた血栓は、フィブリンというたんぱく質で固められており、大きく、かつ溶けにくい特徴を持っています。
このことも、重症化しやすい原因となります。
具体的な症状として、手足の運動麻痺、感覚障害、強い意識障害などが挙げられます。
生命が危険にさらされることも、少なくありません。
日中の活動時に発症することが、ほとんどです。
心臓病が原因で脈拍が乱れたり、心臓の動きが悪くなると、心房内の血液がよどみます。
そうすると、血液が固まって、心臓のなかで血栓ができやすくなります。
血栓ができやすい心臓病には、「心房細動」「リウマチ性心臓病(リウマチ性弁膜症)」「心筋症」「心筋梗塞」などがあります。
この血栓が、血流に乗って脳に運ばれて、太い血管を詰まらせてしまうことで起こるのが、心原性脳塞栓症です。
動脈が突然詰まってしまうため、病巣が一気に広がって、発作直後から重い症状が現れます。
また、心臓でできた血栓は、フィブリンというたんぱく質で固められており、大きく、かつ溶けにくい特徴を持っています。
このことも、重症化しやすい原因となります。
具体的な症状として、手足の運動麻痺、感覚障害、強い意識障害などが挙げられます。
生命が危険にさらされることも、少なくありません。
日中の活動時に発症することが、ほとんどです。
脳梗塞の種類(2) ラクナ梗塞
ラクナ梗塞とは、脳の細い動脈が詰まることで起こる、小さな脳梗塞です。
一般的に、梗塞の大きさが直径15ミリメートル以下のものを指します。
脳の動脈は、太い血管から、直径1ミリ以下の細い血管が多数、枝分かれしています。
「穿通枝」と呼ばれるこの細い血管が、脳の奥深くの細胞まで、酸素と栄養を供給します。
長い間、高血圧にさらされると、穿通枝は動脈硬化を起こします。
血管壁が変性して、厚くなることで、血流が途絶えてしまいます。
これが、ラクナ梗塞の原因です。
病巣が小さいため、症状は比較的軽めです。
「無症状性脳梗塞」といって、自覚症状が全く現れないこともあります。
ただし、発作を繰り返して、病巣が増えていくと、認知症やパーキンソン病などの原因になるおそれがあります。
もっとも発症しやすいのは安静時、特に睡眠中です。
一般的に、梗塞の大きさが直径15ミリメートル以下のものを指します。
脳の動脈は、太い血管から、直径1ミリ以下の細い血管が多数、枝分かれしています。
「穿通枝」と呼ばれるこの細い血管が、脳の奥深くの細胞まで、酸素と栄養を供給します。
長い間、高血圧にさらされると、穿通枝は動脈硬化を起こします。
血管壁が変性して、厚くなることで、血流が途絶えてしまいます。
これが、ラクナ梗塞の原因です。
病巣が小さいため、症状は比較的軽めです。
「無症状性脳梗塞」といって、自覚症状が全く現れないこともあります。
ただし、発作を繰り返して、病巣が増えていくと、認知症やパーキンソン病などの原因になるおそれがあります。
もっとも発症しやすいのは安静時、特に睡眠中です。
脳梗塞の種類(1) アテローム血栓性脳梗塞
アテローム血栓性脳梗塞とは、脳の比較的太い動脈や、頸動脈に生じた「アテローム動脈硬化」が原因で起こる脳梗塞です。
血管壁に血液中の余分なコレステロールが入り込んで、かゆ状のかたまりになったものを、アテローム(粥腫)といいます。
このアテロームがたまるほど、血液の通り道は狭くなって、血流が滞りがちになります。
これが、アテローム動脈硬化です。
アテロームをおおう膜が破裂すると、そこをふさぐために血小板が集まり、血栓をつくります。
血栓が大きくなると、動脈を詰まらせる原因となって、脳梗塞が起こるのです。
アテローム動脈硬化では、少なくなった血流量を補うように、周囲にバイパスができる場合がよくあります。
そのため、発作が起きても、症状は比較的ゆっくり進行します。
脳梗塞であることがはっきりするまで、数時間から数日かかることもあります。
もっとも発症しやすいのは、睡眠中です。
血管壁に血液中の余分なコレステロールが入り込んで、かゆ状のかたまりになったものを、アテローム(粥腫)といいます。
このアテロームがたまるほど、血液の通り道は狭くなって、血流が滞りがちになります。
これが、アテローム動脈硬化です。
アテロームをおおう膜が破裂すると、そこをふさぐために血小板が集まり、血栓をつくります。
血栓が大きくなると、動脈を詰まらせる原因となって、脳梗塞が起こるのです。
アテローム動脈硬化では、少なくなった血流量を補うように、周囲にバイパスができる場合がよくあります。
そのため、発作が起きても、症状は比較的ゆっくり進行します。
脳梗塞であることがはっきりするまで、数時間から数日かかることもあります。
もっとも発症しやすいのは、睡眠中です。
脳梗塞とは?
脳梗塞とは、脳の血管が詰まって血流が途絶えてしまい、脳の組織が部分的に死んでしまう病気です。
「梗塞」は、血液が流れなくなり、その先の組織が壊死するという意味で、それが脳でおこるため、「脳梗塞」と呼びます。
脳には、身体をコントロールする多様な働きがあります。
脳細胞が壊死することで、その働きが失われて、運動や言語、感覚などに障害が現れてきます。
脳は各部位ごとに、それぞれ異なる機能が備わっています。
そのため、梗塞が脳のどの箇所で、どの程度起きたかによって、症状の現れ方や程度も違います。
死んでしまった脳組織の部位や範囲によっては、死に至ることがあります。
生死に関わりが無かったとしても、何らかの後遺症が残るケースが、少なくありません。
「梗塞」は、血液が流れなくなり、その先の組織が壊死するという意味で、それが脳でおこるため、「脳梗塞」と呼びます。
脳には、身体をコントロールする多様な働きがあります。
脳細胞が壊死することで、その働きが失われて、運動や言語、感覚などに障害が現れてきます。
脳は各部位ごとに、それぞれ異なる機能が備わっています。
そのため、梗塞が脳のどの箇所で、どの程度起きたかによって、症状の現れ方や程度も違います。
死んでしまった脳組織の部位や範囲によっては、死に至ることがあります。
生死に関わりが無かったとしても、何らかの後遺症が残るケースが、少なくありません。
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